RENT見てきました。

【ミュージカル】　RENT



友達に脚本とソニンのすごさを熱弁され、一緒に行こうと約束していた、
RENTを見てきました！

Ｗキャストで、予約時は誰がどの日かまだ分からなかったけど
たまたま予約した日がソニンが出る日だったんです。ほっ(^^;

ストーリーは、今の私の生活圏で感じる息苦しさや絶望とリンクする部分が多く、
胸が痛かったです。
（ロジャーの恋人が自傷行為をしたことや、
同性愛者への迫害、借金、生活苦・・・）

わくわくする曲やカラフルでデザインの凝った衣装が
幾分か気持ちを持ち上げてくれましたが。

バーや階段から乗り出して歌い踊る姿はハラハラしたけど、
安定してるパフォーマンスに脱帽。くるくる回るセットも面白かったです。

その場面のメインのキャスト以外もコーラスやダンスで演出を盛り上げていて、
出演者が役以外でもその作品を作り上げてるのが新鮮でした。

それぞれの登場人物の人間関係が錯綜していて、
個々で描いても壮大な物語になりそうな。
･･･まさに人の生だな、と。

一番印象に残っているのは、モーリーンの皮肉たっぷりのステージ。
ハリのある歌声と歌唱力、パフォーマンスも圧倒的でした。
ジョアンヌとモーリーンが最後の挨拶のときもずっと仲良しなのも、
見ていてとてもほほえましかったです。


パンフに気になる文章が。
RENTには「引き裂かれる」って意味があるんですって。
「引き裂かれる私」というフレーズがすぐに浮かびました。

お誘いくださったＭちゃん、ｋさん、ありがとうございました！！
休憩のときにいただいたシャンパンも最高でした。笑


・・・・・・・

夜、お茶してるときの会話。
ある作品の監督を神格化しすぎて、実際話してみたら幻滅したという話題があがって、
「会話では表せないことを、他の手段で表現することができる人なんじゃないか」
って意見がでて、なるほどなぁ～～と思った。
言葉や文章にするのは苦手だけど、諦めずに自分の方法を探そうって前向きになれた。
それを絵でできるようになりたい。
ま、芸術じゃなくてもいいよね。